2012年5月20日日曜日

セントアンナの奇跡  後味 ★★

イタリアの片田舎で実際に起きた、ナチスによる民間人の大虐殺を題材にした映画。

スパイク・リー監督は、えてしてあまり説明チックな映画を作らない人ではあるが、
もう一つ状況がわかりにくい、もしくはしっくり来ない部分があった。

セントアンナの奇跡

たとえば、
  ・川を渡り町にたどり着いた主人公たちと本隊の関係
  ・町を守るといわれていた”??山”の伝説
  ・ラスト。浜辺で椅子に座った**の態度
など。

スパイク・リーの趣味ではないかも知れないが、ジャケットの写真の少年の目を通したストーリーを映画化したほうが、より深い、感動作ができたと思う。

スティーブン・スピルバーグならそうしていたでしょう。そっちも見てみたいので、誰か作って!

邦題に”奇跡”とあるが、奇跡というより ”せめての救い” であり、
いい映画ではあるが、痛々しいシーンも多く、

後味  ★



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