2012年11月24日土曜日

88ミニッツ   後味 ★★★

本作の主役アル・パチーノとはボーダーでも組んだジョン・アブネット監督の作品です。

警察の捜査に協力する精神分析医が事件に巻き込まれる映画は”薔薇の素顔”、”氷の微笑2”などたくさんあるが本作もそれ。

連続婦女暴行殺人事件がおきる中、

大学で教鞭もとる精神分析専門家、捜査・容疑者の精神鑑定に協力してきた、主人公(アル・パチーノ)のもとに、電話がかかり、「88分後にお前は死ぬ」と告げられる。

事件との関係は?

なぜ88分なのか?

いったい誰が? 
ここが最大のポイント。
犯人探しドラマ。

88ミニッツ

主な登場人物は、

精神分析専門家(パチーノ)本人
その秘書(女性)
教え子1(女生徒) パチーノにラブ
教え子2(女生徒) 襲われた

教え子1の彼氏           

教え子2(男生徒) 殺人事件マニア
事件を追う刑事
収監中の殺人鬼(パチーノの鑑定が決め手で有罪に)


あやしい人物が大勢いて、どれも個性が無く
誰が誰だかわからなくなってしまう。(特に女性陣)

平行して、暴行・殺人事件が起きるものの
人間業とは思えないくらいのスピード・手法でそれが起きるため、

真犯人が判明してびっくり。

この人にこの犯行は無理でしょう。

リアリティがなさすぎ、

これは失敗作。

作品の出来×88分のなぞ = 後味 ★★★

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