2012年9月21日金曜日

フリーダム・ライターズ  後味  ☆☆☆☆

悲劇の名作  ”ミリオンダラー・ベイビー”、ボーイズ・ドント・クライ”で

アカデミー賞 主演女優賞を2度も受賞した ヒラリー・スワンク。悲劇の女王。


そして本作。ジャケットを見るとまた悲劇を思わせる風。

フリーダム・ライターズ


いえ違います。

やっと彼女がハッピーになる映画にめぐり合えた。

実話をベースにした、赴任した新米教師(ヒラリー)が不良高校生を更正させる学園もの。

よくある話ではあるが、不覚にも2度、涙を流してしまった。

いやーー感動作です。

すさまじい家庭環境にいる高校生が、新米教師に出会い、
徐々に正しい道に進む強さを身に着けていく。

こういうドラマは得てして、手段と効果がマッチしていないものが多いが

更正させるために先生が取った手段と、生徒の変わり方に違和感がなくすごく自然。

学園更正ものではぴか一では。

”アンネの日記”を読ませ、迫害・偏見の醜さを教え、日記をつけさせ、自分を見つめなおす時間を作らせた。その日記を集めたもののタイトルが、”フリーダム・ライターズ・ダイアリー”。実際に出版されています。




いいドラマです。

バック・ドラフト”でおなじみのスコット・グレン が父親役でしぶい演技を見せます。

後味  ☆☆☆☆

☆4つの映画は、ここ にもあります

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