第二次大戦後、ナチスの残党が世界各地に散らばり再興を画策している時代。
アカデミー俳優 ローレンス・オリヴィエが、ナチス・ハンターのリーベルマンに、
”オーメン”、”ナバロンの要塞”でも存在感ある、グレゴリーペックが、ナチの再興を狙うマッドサイエンティスト、メンゲレ博士に。
今の時代、ナチスといってもぴんと来ない人がほとんどなんでしょうね。
でも自分の世代は、主に映画ではあるが、散々見ているので、すんなり入ってきました。
監督は、フランクリン・J・シャフナー
なんと、
”猿の惑星”、”パットン大戦車軍団”、”パピヨン”と大作を作った監督さん。
私の世代は、皆知っている映画では?
でも、肝心の本作は比較的低予算映画です。
ナチスのマッドサイエンティストが、ヒトラーのクローンを多数作り、子供のいない
夫婦に授け、ある年齢になったら、育ての親を殺し、手元に戻そうと企てる。
”ブラジルから来た少年”=ブラジルでクローニングされたヒットラーの遺伝子を持つ少年。
その計画に気づいた、ナチス・ハンター と マッドサイエンティストとの戦いが描かれてます。
そういえば、UFOは、南極に逃げたナチスの残党が作って飛ばしているという説を本で読んだことがあるが、そこにも南米に多く残党が潜んでいると書かれていたっけ。
落合伸彦だったっけ。
写真がないのが残念だが、ヒトラーのクローン=少年 小学校6年くらいでしょうか、
その子役が怖い!!!
一度見ると夢に出てきそうな顔立ち。失礼。
この子を見るだけでも価値あり。
「クローンは決してコピーではない」ということは今では常識だが、
公開当時は、まだ認知されていなかったようで、それが大どんでん返しを引き起こすことになる。
最悪の事態は避けられたが、思わせぶりなエンディングゆえ、素直に 後味 ★★★
今までこの映画の存在すら知らなかったが、見てよかった。
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