1993年公開の宗教コメディ
坂本弁護士の失踪が 1989年
オウム真理教が国政選挙出馬が 1990年
地下鉄サリン事件が起きたのが 1995年
そういう中で製作・公開されたゆえ公開当時に見るのと、
今見るのとでは感想が大きく異なる映画でしょう。
下條正巳演じる普通のおじさんを、教祖に仕立てあげ、サクラを同行し、地方行脚を続ける
新興の宗教団体幹部として、ビートたけし、岸部一徳、安全地帯の玉置浩二らが出演。
みなさん若いが、特に玉置浩二は別人のようです。
宗教団体=金儲けの手段と、あきらかにコケにしながらも、
「たとえ嘘でも、困っている人に希望を与えれば詐欺ではない」
とセリフをたけしに語らせるといった一定の配慮は持ち合わせている。
がそれゆえ、はじけた感じはなく、一般公開映画の限界も露呈したともいえないか?
当時はこれを公開するのも決死の覚悟が必要だったのかも。
エンディングに向けて、二代目教祖(萩原聖人)の成長ぶりは必然性があり、
納得できるエンディングだったが、
やはり、題材が題材ゆえ、後味は ★★
納得できるエンディングだったが、
やはり、題材が題材ゆえ、後味は ★★
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