2013年2月11日月曜日

トゥモロー・ワールド   後味  ★★★

原題  Children of men

トゥモロー・ワールド

”ボーン・シリーズ” や ”ザ・バンク”の クライブ・オーウエン主演の近未来もの

ウイルスの影響で、イギリス以外の世界はほぼ死滅状態となった2027年。
(イギリス映画ですから)
唯一残ったイギリスですら、”妊娠しない=子供が出来ない”という病に襲われていた。

この設定。”イーオン・フラックス”の設定に似ているが、”イーオン・フラックス”はより近未来の話で
その対策も実施された世界の話だったが、本作は、まだどうしていいかわからない状態のお話。

こういった状況、そしてイギリス映画ということもあり全体的に暗い悲惨な世界が映像化されており
見ていて楽しい映画ではない。

主役をはれる マイケル・ケイン や 似たテーストの”ブラインドネス”にも出演していた
 ジュリアン・ムーア(オセロの白い方に似ている)も
出演してるが、主役級ということを感じさせない扱われ方をされており、
何が起きるかわからない感がすごい。

友情出演なんでしょうか?

本作、カーチェイスのシーンや戦闘シーンなど、長まわしでかつ迫力満点のシーンが多々あり
映画好きには本作のファンが多いのでは?

本当に他の映画では経験できないド迫力な映像です。

でも好きな映画か?と聞かれたら、好きと答える人は少ないのでは?

自分はイギリス中心の世界観がどうも引っかかる。

ではイギリス人が見ればハッピーかというと、そうでもなく。

みんなを敵に回してしまっている作品。

そういう意味で、相当とんがった作品です。

エンディングは少しだけ光が見えるものの、

後味  ★★★


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