突如 「東京に原発を誘致しよう」
と言い出すことで、都庁幹部らがてんやわんやとなるシリアス・コメディ。
2004年の作品。

都庁の会議室で、フリップを使い、いかに、合理的なアイデアかを説明する都知事。
それに対して原発事業がいかに無駄か、危険かと 異論を唱える有識者。
原発問題を見る者に問うのが目的な映画なため、見るものに親切に教えてくれる。
ここで語られることが真実かどうか自分にはわからないが両者の意見に思わず納得してしまう。
物語はこの会議室と、
反原発運動家の裏をかくために、核燃料を東京に荷揚げしそれを輸送しようとするお役所の役人。
そしてそれを狙いテロを企てる若者の話も平行して進み、最後まで飽きずに見れます。
3.11の原発事故後、この映画も需要が増したはずだが、
きわどい内容なため? もしくわ見解が偏っているためか?
TVではほとんど放映されず、語られることも少ない。
原発の問題を考える上で、とっつきやすい、気楽に見れる教材では?
後味 ☆☆☆
0 件のコメント:
コメントを投稿