サラ・ポーリー主演の カナダ・スペイン合作映画。
Re:プレイに出演していた女優さん。
最近は監督もやっているようです。
恋人役で マーク・ラファロ
アベンジャーズで、ハルクをやっていた俳優。
その母親役で、ブロンディのデボラハリーが出演
似ていると思ってはいたが、まさか本人とは。
カナダのバンクーバーに住む ２３歳にして二児の母親である主人公。
貧しいながらも、実家の庭にあるトレーラーハウスに
家族４人で幸せに暮らしていたが、ある日倒れ、病院で精密検査を受け
がんであること、余命が２，３ヶ月であることを告知される。
彼女は、そのことを家族に一切告げず、一人、死の準備を始める。
それは、１０項目の”死ぬまでにやることリスト”の作成。
・子供が成人するまで、誕生日に毎年届ける、おめでとうメッセージテープを作成する
・髪形を変える
・子供のために新しいママを見つける
・浮気をする
など
最初、
リストにある
・子供のために新しいママを見つける
・浮気をする
や、
家族に一切、死ぬことを告げなかった点
などはぴんと来なかったが、
映画を見終わると、それぞれの意味がわかるようになり、
違和感がなくなっていた。
とにかく、家族に迷惑をかけたくないのだ。
家族を裏切る”浮気”にしても、
家族に迷惑をかけないために、自分の弱さを補うための必要不可欠な手段という意味と
母親ではなく女性として花を咲かせるという２つの意味があったように思う。
こんな芯の強い女性はそういないでしょう。
悲しい話ではあるが、エンディングもきれい。
この映画が地味にヒットしたというのも納得。
題材が ★★★★
映画の出来 ☆☆☆
その結果、 後味 ★
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