2013年8月10日土曜日

アバウト・ア・ボーイ   後味  ☆☆☆

  • ヒット請負人  ヒュー・グラント が、
  • 親の遺産で、のうのうと暮らす、優雅な独身男役を
  • いつもどおりの演技でこなす本作。

ちょっとした遊び心から、バツイチの子持ちと偽り、

”シングル・ピアレンツの会”に参加する。

そこで、 トニ・コレット や、レイチェル・ワイズ, らのバツイチの子持ち女性と知り合う。


ジャケットに写っている  ニコラス・ホルト くんは、

子供がいない とばれてしまい総すかんをくらってからも、放課後になると、

ヒュー・グラントの自宅に遊びに来る、トニ・コレット演じる女性の子供役。

父親がいないだけに、こんな”テキトー男”にでも、なついてしまう。

この子供の”努力?”も実り、親も次第に打ち解けていくという物語。


この映画の見所は、

独身こそ最高、子供なんて大嫌い といった男(ヒュー・グラント)が、

最後まで、さほど改心しないところ。


よく映画にあるように、人がかわったように、

”子供大好き”、となるわけでも

”バツイチの女性にぞっこん”になるわけでもない。


人間の本質はすぐには変わらないよ!

でも、すこし変わる兆しが見える。 といったところで止めつつ、

かつハートウオーミングっぽい

雰囲気をかもし出している 心憎い映画。


子供を使って、見るものを押し倒す映画でなく、

後味もよい

後味  ☆☆☆


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