2014年2月2日日曜日

ガタカ   後味 ★★★

  • ガタカ = GATACA
  • これは、DNAの基本塩基であるG、A、T、Cを組み合わせた言葉。
  • ”ガタカ” :本作の中では、今のNASA同様 宇宙開発組織として登場する。


遺伝子検査が義務付けられている近未来。
宇宙パイロットになるには、優れた遺伝子をもっていることが必須となっていた。

  • 幼いころから宇宙パイロットを夢見ていたヴィンセント(イーサン・ホーク)。
  • 残念ながら遺伝子的に劣勢であり、”ガタカ” に入り、宇宙パイロットを目指すことなど
  • 許されなかった。

夢をあきらめきれないヴィンセント(イーサン・ホーク)。
  • 優先遺伝子を持つ ジェローム(ジュード・ロー)の血液を自分のものと偽り、
  • ”ガタカ”に入りパイロットを目指す。
彼は夢をかなえられるのか?
という物語。

この映画が公開されたのが1997年。
遺伝子検査の結果が尊重されるおそろしい近未来を描いた
最初の映画といわれることが多い。

遺伝子検査の結果で、就職先が限定される世界が本当に訪れるかも と当時、話題になったと思う。
今では、遺伝子は確かに設計図だが、設計図どおりできないことが多く、
病気に関しても、遺伝子との関係が確実にあるのは(現在のところ)数えるほどしかない
というコンセンサスが取れてきたが、

イーサン・ホーク よりも、より美形 =完成度の高い ジュード・ロー の遺伝子のほうが
優性というところも、キャスティングがお見事です。

優性=完成度が高ければ幸せになれるのか?

という問いに答える エンディングは見ごたえあり。

後味はよくないが

後味 ★★★

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