2012年5月3日木曜日

まあだだよ  後味 ☆☆☆

好きな映画もあるが、熱心な黒澤明監督ファンではない私にとって
”侍もの”以外の黒澤映画を見るのはこれが2本目。

まあだだよ 

 私にとって1本目の”夢”は、幻想的な世界観に見るところもあったが、

漠然とした、ストーリのなさに、
「大御所の作品だからありがたく拝見しなさい!」
といわれている気がして、馴染めなかった。

そして本作。見てよかったといえる作品でした

古き良き時代の師弟のエピソードが淡々と紹介される。


この淡々とというところに物足りなさを感じるかもしれませんが

舞台は第二次大戦前後の東京。

淡々となどしていられなかった時代。

そういう非常時に芽生えた”血なまぐさくない”師弟愛。

世俗に疎い?百聞先生というキャラクタにより、
”うそ臭い”といわれるリスクを軽減している。

人の”たくましさ”が伝わってきた。


後味 ☆☆☆ 

後味リスト に全映画のリストがありますごらんください。


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