”侍もの”以外の黒澤映画を見るのはこれが2本目。
私にとって1本目の”夢”は、幻想的な世界観に見るところもあったが、
漠然とした、ストーリのなさに、
「大御所の作品だからありがたく拝見しなさい!」
といわれている気がして、馴染めなかった。
そして本作。見てよかったといえる作品でした
古き良き時代の師弟のエピソードが淡々と紹介される。
この淡々とというところに物足りなさを感じるかもしれませんが
舞台は第二次大戦前後の東京。
淡々となどしていられなかった時代。
そういう非常時に芽生えた”血なまぐさくない”師弟愛。
世俗に疎い?百聞先生というキャラクタにより、
”うそ臭い”といわれるリスクを軽減している。
人の”たくましさ”が伝わってきた。
後味 ☆☆☆
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