2012年8月25日土曜日

バンディッツ   後味 ☆☆☆

Bandits :無法者

刑務所で意気投合した2人(ブルース・ウイルス と ビリー・ボブ・ソーントン)が連続銀行強盗を起こす、ひょうんなコトから知り合った普通の主婦(ケイト・ブランシェット)も合流、行動を共にすることに、そして三角関係に発展、ケイトはどちらを選ぶのか?強盗の末路は?

という映画。

前日の夜、狙った銀行の支配人宅に押し入り、軟禁しそこに泊まり、翌朝早く支配人といっしょに
早めに出勤、強盗するという”お泊まり強盗”で、次第に全米でアイドル的な人気を得ていく。

バンディッツ-特別編-

米国民が銀行強盗にエールを送る映画は多数あるが、本当に寛容なんだろうか?

ところで、強盗の二人、”アルマゲドン”でも競演している。
ビリー・ボブ・ソーントン(ジャケット中央)はウイルスの部下で、貧相で最も知的でない採掘工役。
本作では知的で繊細な料理の得意な男。色々演じられるすごい役者。

(↓の写真には写ってない)
アルマゲドン (ブルーレイディスク)

ビリー・ボブ・ソーントンって曲者といった印象の俳優だが、調べてみると、なんと、アンジェリーナ・ジョリーの元夫。今の旦那 ブラッド・ピットとの共通点を見つけるのは難しい。

ケイト・ブランシェットが強盗に合流するくだりや、なかなか逮捕されない様に違和感を覚えるが、
次第にそういうことが気にならなくなり、好き勝手やっている様に爽快感を覚えてしまう映画。

それまでと異なる戦術で望んだ”最後の大仕事”、普通の映画なら、”大どんでん返し”として
最後まで引っある、ネタバラシを、意外にあっさりバラシしてしまうところも、爽快感を重視した本作ならではないでしょうか。

後味 ☆☆☆

エンディングに流れる U2  ビューティフル・デイ ↓も、爽快感の演出にふさわしい。



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