問題作を多く撮るアラン・パーカー監督作。
人種問題をオブラートに包まずにそのまま作品にしたのが本作。
ウィレム・デフォー と ジーン・ハックマン のFBI捜査官が、
行方不明になった公民権活動家3人を捜索しにミシシッピーにやってくるが、
そこは、人種差別の街。
捜査に有益な情報をFBIに伝えるどころか、FBIと話をしただけで、
報復として暴力を振るわれる街。
しかも、地元の警察 主導で、、、
当然捜査は難航。
絶望感が漂う。
でも、
「映画は史実と違う。FBIは当時、捜査しなかった」 という批判も
受けているようです。
自分が生まれたころアメリカで起きた事件。
それから50年後、有色人種初の大統領 も誕生しており、
ここまでの差別は過去のものなんでしょう。
映画の中では、事件はとりあえず解決するものの、
その後を考えると、さらに恐ろしく思えたので、後味は
★★★★
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