2013年8月3日土曜日

ミシシッピー・バーニング   後味 ★★★★

ミッドナイト・エキスプレス”、”ライフ・オブ・デビッドゲイル

問題作を多く撮るアラン・パーカー監督作。

人種問題をオブラートに包まずにそのまま作品にしたのが本作。



ウィレム・デフォー と ジーン・ハックマン のFBI捜査官が、
行方不明になった公民権活動家3人を捜索しにミシシッピーにやってくるが、

そこは、人種差別の街。 

捜査に有益な情報をFBIに伝えるどころか、FBIと話をしただけで、

報復として暴力を振るわれる街。

しかも、地元の警察 主導で、、、

当然捜査は難航。

絶望感が漂う。 

本作は、「1964年にミシシッピーで起きた事件を描いたもの」とのこと。

でも、
「映画は史実と違う。FBIは当時、捜査しなかった」 という批判も
受けているようです。

自分が生まれたころアメリカで起きた事件。

それから50年後、有色人種初の大統領 も誕生しており、

ここまでの差別は過去のものなんでしょう。


映画の中では、事件はとりあえず解決するものの、

その後を考えると、さらに恐ろしく思えたので、後味は

★★★★

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